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ボイスリード江原から皆様へ

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第三の声

ホームページのご訪問、誠にありがとうございます。さて、近年メディアを騒がせているボーカリストは、共通して「音域の制限が無く、どこまでも伸びていきそうな声」を持っています。その超人的とも言える能力にあなたも魅了されたことがあるのではないでしょうか。実は、彼らは私達が普段使っている「地声でも裏声でもない声=第三の声」を体得することでそれを実現可能としています。

ーーーいったいそれはどの様な感覚なのか。
ーーーまたそれは先天的なものか、それとも後天的なものか。

結論から申し上げますと、”第三の声”はあなたにも出来る様になります。広い音域を、強く、声を切り換えることなく歌うことはボイストレーニングで可能となるのです。世界の三大ボイストレーナーの一人であるフレデリック・フースラーは以下の様に述べています

「偉大な歌手とそうでない歌手の喉の構造を解剖したら、特に違ったことは無かった。もし違いがあるとしたら、各機能を使用していたか、そうでなかったか位である。つまり、発声能力に才能というものはなく、どれだけ使用したかに帰結する。これは、何びとたりとも変わらない。」

解剖学的にもあなたは「偉大な歌手」になる可能性を秘めているのです。皆さんが憧れるアーティスト達も、実はその殆どがボイストレーニングによって今の声を手に入れています。まさに科学の力。その科学の力によって、人より何をやっても時間がかかってしまう私でも”第三の声”を手に入れることが出来ました。

高い声が出ない!!

ーーー遡ること15年以上前。憧れだったバンド活動を開始した直後に変声期がやってきて、BUMP OF CHICKENの「天体観測」が突然歌えなくなったのが全ての始まりでした(「天体観測」の最高音はソ(G4)。男性にとってもそれ程高い曲ではありません)。
バンド活動は数年をかけてどんどん加速し、月10本近いライブ活動やレコーディングなど歌う機会は次第に増えいきましたが、とにかく声が出ない。バンドのライブって30分前後が一般的なのですが、年間100本ライブやって1度も最後まで歌い切る事が出来なかったんです。1度たりともです。今振り返るとその頃の症状は①喉を締めてしまう②声の頻繁な裏返り③高音で裏声に逃げるしか方法がない④それらに伴う音程やリズムの不安定さです。つまり歌として全部ダメでした。しかしロックバンドはとても音が大きく(カラオケの3倍位?)、叫ばないと全く聞こえなくなってしまう状態・・・身体が「聴こえない」と感じた瞬間、無意識に叫びのスイッチが入って、「力むな!力むな!」と脳内で唱え続けても逆に力みは酷くなっていくという最悪のスパイラルでした。失敗の連続により「力み」や「裏返り」への恐怖は日に日に増していき、ステージを迎える度に「今日は大丈夫だろうか・・・」と、だんだん歌うことが恐怖になっていきました。極めつけはお客さんから何気なく言われた「声がもっとちゃんと出てれば更に良いバンドなるよね」という言葉でした。自分もずっと思っていたことでしたが、改めて言われると本当にショックでした。

レッスン

ボイストレーニングとの出会い

このままではいけないと思い、書店にボイストレーニングの本を探しにいきました。これが僕のボイトレ人生の始まりでした。
ちまたで「ロジャー本」と呼ばれるハリウッド式のボイトレ本を選び、付属のCDを聴きながら毎日ボイトレをしました。簡単な音階をトレーナーに続いて発声していくもので、1年、2年と続けていくとわずかに音域が上がっていきました。しかし問題があって、トレーニング中は前より高い声が出るのですが、ライブやカラオケでは以前と変わらず、喉を締め、声は裏返り、出る気がしない高音は裏声に頼る、ということを繰り返していました。

色々調べてみると、人間には「聴覚フィードバック」と呼ばれる、耳に入った情報から無意識的に声の出し方を調整するという機能があり、「この声じゃ聴いてる人に聴こえないからもっと声大きく出さないと!」という指令が自動で送られて無理やり喉を締めて大声を出す、ということが起こっている模様。ということは、声をあまり大きく出し過ぎない様に注意すればいいのか!と考え、やってみましたが、結局声はいつもと変わらずでした。
その他にも様々な書籍や動画など様々なものを参考に練習していきましたが、結局劇的に変化することは出来ず、気がつけばなんと10年もの歳月が経っていました。その頃、若くて上手い子達が周りにどんどん現れ始め、「自分には才能が無いのかもしれない」と感じ、ついにアーティスト活動を殆どしなくなってしまいました。

全国武者修行へ

しかし、大好きな歌で憧れのアーティスト達の様に自由に歌いたい気持ちをどうしても諦めることが出来ず、すがる様な思いで声の専門家の元へ学びに行く事に決めました。まずは地元で一番大きなスクールでした。ストレッチや口の開き方、腹式呼吸などを学びましたが、結論から言うと半年通って、課題としていた曲が一向に歌える様にならなかったので辞めてしまいました。自分の中で納得がいかなかったのは、

①声楽出身でロックやポップスのライブ現場を知らない
②そもそも先生がこれまであまり悩んでいた様子が無い
③先生が毎回変わってレッスンに繋がりが無い
④自分の現在地(歌のレベル)が良く分からない

等でした。
以上を踏まえ、場所は国内外問わず、金額も度外視し、どれだけ高くても遠くても通う覚悟を決め、業界では指折りの有名講師達に直接学びに行きました。睡眠時間を削り、貯金を削り、精神を削り・・・。数年にわたり自分の持ちうる全ての資産を歌に注いだ猛烈な修行期間でした。その全てがレベルの高い教育で、私の声はみるみる良くなっていきました。師匠達の指導方法は本当に様々でしたが、一つだけ共通点がありました。それは私たちが普段使っている地声や裏声ではない歌の為の声=”第三の声”です。

広い音域を、楽に、統一感のある声で歌う

”第三の声”は一般的に「ミックスボイス」、「ミドルボイス」、「ベルティングボイス」などと呼ばれることが多いです。それぞれの言葉に対し、人それぞれの定義、解釈がある為、あまり用語に固執するのはお勧めしませんが、簡単に言うと【広い音域を、楽に、統一感のある声で歌う為の発声法】です。日本で人気の歌手ですとONE OK ROCK、B’z、米津玄師、MISIA、Superflyなどの力強くてハイトーンも出せる歌手の声を思い浮かべてみて下さい。聴いている側として、とても憧れますし、感動しますよね。しかし、それよりも何よりも歌っている自分の幸福感が凄まじいです。喜びのあまり悲しいバラードでも笑顔を消すことが出来ず、「歌詞と顔が合ってない」と怒られたこともあります・・・笑。
高い声は苦しい、強い声は疲れるという概念は根本から覆ります。大音量もなんのそので「声がちゃんと聴こえる安心感」で、バンドでもカラオケでも全く力まずに歌えるようになりました。今は歌っている時間が本当に本当に幸せです。

新しい声で人生を切り開こう!

ボイスリードは「10年前の自分の様な人にとって最高に嬉しいスクール」を目指して創立しました。一緒に学び合える仲間とも出会えます。みなさんの希望になれる様なスクールとして日々精進していきますので、1人で悩まず一緒に自由な歌を手に入れましょう!