
【動画あり】歌が上手くなりたいなら「モノマネ」をしよう!
ボイスリードの江原です。
今日は”何故モノマネ芸人や声優は歌も上手いのか?”についてです。
この2つの職業は「様々な声を変幻自在に操る」という部分で共通していますが、
そもそも声を使い分けるというのはどういうことなのでしょうか?
声に違いが生じるのは、
- どのような呼吸か
- どのような声帯の閉鎖の仕方か
- 共鳴腔(喉や口、鼻などの声を響かせる空間のこと)でどのように響かせているか
と様々な要因があるのですが、全て筋肉を動かして操作しているということでは共通しています。
声を使い分けられるということは、その細かい筋肉達の中で使いたい筋肉を狙って動かすことが出来て、
その上に力加減が出来るということです。
(喉には沢山の筋肉がめちゃくちゃ近い距離で存在している上に、目で見て確認出来ないのでとても難しいですが・・・。)
芸人さんたち本人は「ただ単に声を変えている」という感覚でやっているかもしれませんが、筋肉を会社に例えると
- 働く社員を変えている
- それぞれの仕事の働き方の度合いを変えている
ということが起こっている訳です。
歌も同じ。声質の変化も、声量の変化も、音程の変化も
”どの筋肉を(=どの社員を)”
”どの位扱うか(どれだけ仕事させるか)”
が重要という点で一致しているため、
モノマネ芸人や声優さん=歌が上手い
という相関性はあると思います。
それらを
聴覚が「監視官」として見張って、脳みそという「現場監督」が指示を出しています。
とどのつまり、色々な声を出すことは発声能力向上に間違いなく繋がるので、
積極的にやってみましょう!というお話でした!
ではでは!
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【著者プロフィール】
◉名前
えはら校長
◉職業
発声改善専門ボイストレーナー。栃木県宇都宮市にあるボイトレスクール「ボイスリード」の校長。
フースラー発声学を基礎とした「ロジカルなボイトレ」を栃木県に初めて持ち込み、喉を締めた発声や、声枯れなどの症状改善と得意としている。「これまで様々なボイトレを試したが上手くなれなかった」方を中心に口コミが広まり、常に定員が満員状態であることから、各所で”栃木県で最も予約の取れないボイストレーナー”と紹介されている。生徒は、高校生からバブル世代まで幅広く、バンドマン、アイドル、カラオケ大会上位常連組などの本格派からも指示されている。
経歴:
2017.10 ロジカルボイトレを栃木県に広めるため「ボイスリード」というスクールを開校
2018. 6 初のワークショップ「ボーカリストの為のマイキング勉強会」開催。定員10名のところ、1日で12名の申込みが入り、即完売。
2018.12 2回目のワークショップ「本当に感動する歌の作り方」開催。定員20名が即日完売。
2019. 6 紹介が紹介を呼び、生徒満員で初の生徒募集打ち切り。
2019.11 生徒募集再開
2020. 1 再び満員により、生徒募集打ち切り
2020.3 4月からの新規生徒募集再開
◉出身・在住
茨城県出身、栃木県在住
◉音楽歴
バンドや弾き語りで歌ったり曲作ったりを15年程やってます。今はコーラスユニットでの路上ライブが多いです。
◉好きな音楽
音楽はかなり邦楽洋楽問わずかなり雑食ですが、ルーツミュージックはCHEMISTRY、BUMP OF CHICKEN、Mr.Children、ACIDMANなど。最近は洋楽(特に横ノリ系)多め。踊れるやつが好きです。
◉趣味
読書。愛読書は司馬遼太郎、伊坂幸太郎。
◉好きな芸能人
篠原涼子、吉高由里子、広瀬すず、松岡茉優、浜辺美波、はあちゅう。
◉休日の過ごし方
本読んでるか、歌ってるか、お笑い見てるか、筋トレしてるか、愛猫に遊んでもらってます。
◉最後に一言
オススメのアーティストや本があったら教えて下さい!